【東建ホームメイトカップ】2024年 1st.Round 予選1日目ダイジェスト|YouTube動画
2024年3月28日 予選1日目のダイジェストをお送りします。
【大学3年生になったばかりの中野麟太朗選手がコースレコードタイで単独首位】
暖冬のせいか今年は桜前線の北上が遅れていますが、JAPANゴルフツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」は本日から予定通りに開催されています。低く垂れ込めた雲の下でスタートした大会初日は、日中さほど強い風も吹かず好スコアをマークする選手が続出しました。
その中で勢いよく飛び出したのは4日後に大学3年生に進級するアマチュアの中野麟太朗選手です。
10番ホールから出た中野選手は、5ホール目の14番、2打目をカップに直接放り込んでイーグルを奪うと、その後もショットをことごとくピンに絡めてバーディーを量産。上がり5ホールも圧巻の連続バーディーで締め、ボギーなしの1イーグル、8バーディー。大会コースレコードタイの10アンダー、61を叩き出しました。
快進撃の要因はオフにJGAナショナルチーム流の練習でセカンドショットの精度を改善できたことだと言います。同チームOBの中島啓太選手、蟬川泰果選手、杉浦悠太選手の3選手に続き、中野選手がアマチュア優勝を達成する日もそれほど遠くはないでしょう。
中野選手と3打差の単独2位に付けたのは、昨年ツアー参戦1年目ながら「ANAオープン」で2位に入り初シード権を獲得した前田光史朗選手です。残り3日間、得意のショートゲーム勝負に持ち込めれば初優勝が近付いてきます。
また、4打差の3位タイには嘉数光倫選手、杉山知靖選手、桂川有人選手、中山絹也選手の4選手、5打差の7位タイに7選手がひしめく大混戦。明日の2日目もスコアを伸ばし合う展開になれば、中野選手もかんたんには逃げ切れないでしょう。
この他ディフェンディングチャンピオンの今平周吾選手と2021年大会優勝の金谷拓実選手はトップと6打差の14位タイ。ベテラン勢では歴代優勝者の片山晋呉選手、塚田好宣選手、小田孔明選手の3選手、地元愛知県出身の近藤智弘選手らが33位タイに付けており、2日目からの巻き返しに期待したいところです。
本降りになっている雨も明朝には止むとの予報が出ています。雨上がりのグリーンと風の変化をどう読むかが試合の流れに影響しそうです。
■ゴルフトーナメント開幕戦【東建ホームメイトカップ】
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