【宮里藍 サントリーレディス】岩井千怜「アンダー23」大会記録更新で自身初の完全優勝

【宮里藍 サントリーレディス】岩井千怜「アンダー23」大会記録更新で自身初の完全優勝

本人にとっても、ゴルフファンにとっても忘れられない1日となっただろう。

兵庫・神戸市の六甲国際ゴルフ俱楽部(クラブ)で行われた「宮里藍 サントリーレディスオープン」最終日。

初日から一度もトップを譲らず優勝を果たしたのは、20歳の岩井千怜選手。
今季2勝目、通算4勝目を挙げた。

最終組は19アンダーの岩井千怜選手、14アンダーの選手と山下美夢有選手。

日本ツアー27勝の申ジエがロングパットを次々に決めたかと思えば、メルセデスランク独走の山下美夢有選手も着実にスコアを伸ばし猛追。

岩井選手は、その2人の圧を感じながらのゴルフ。
5打差あったリードも、一時は1打差に追いつかれる。

そんな中迎えた14番。
ここぞの場面で極限の集中力を発揮し、ベタピンのスーパーショット。

後続を突き放すバーディーを奪う。

さらに圧巻だったのは、グリーンの傾斜が池に向かって下がっている、難易度の高いパー3の16番。

少しでもずれれば池に吸い込まれてしまうというピンポジションで、ピンそば1メートルにピタリと付けるバーディー。

上がりの18番はパーパットを沈め、万雷の拍手に包まれた。

2016年にテレサ・ルー選手が記録した「72ホール最少ストローク記録」の「24アンダー」には、あと1打及ばなかったものの、2012年にキム・ヒョージュ選手と、2021年に青木瀬令奈選手が記録したトーナメントレコード「17アンダー」を大きく更新する「23アンダー」で、自身初の完全優勝を果たした。

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